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  収穫〜出荷(2010年…農家2年目)

11/02/15  総括
   1、収穫及び販売
    @目標
      9,000s
    A実績
     ・小売(口コミ)……535s
     ・市場出荷………1,032s
     ・加工用芋………2,600s
            (合計4,167s)
   2、反省
    @9,000sの芋は育っている。
     でも半量以上が不良品で、畑に放棄した。
    A土地改良で、改良前の土と入替わった土が硬い。
     土を柔らかくするのが、最重要課題。
    Bスプリンクラーが不足してた。水が掛からない所の芋は悪い。
     中古スプリンクラーが手に入ったので、これは解決。
   3、次年度目標
   (農機具の償却は別にして、単年度で)
     ”黒字転換、自給300円程度の確保”
         
11/02/05  作業状況
   収穫は2月1日で終了。
   不作で収穫量が少ないから、早い。
   出荷も5日で終了。
   あとは種芋作りと青色申告だ。
11/01/25  種芋
   合い間に2011年産用の種芋を作っている。
   2010年産は新品種(棒形)を全体の25%程植えていた。
   これを出来るだけ増やしたい。
   新品種で60%程の種芋が出来た。
   だから従来種で40%を作る。
種芋
11/01/15  初荷 
   加工芋の初出荷は8日(450s)。
   市場の初出荷は12日(90s)。
   なかなか量の確保が出来ないので、出荷は少ない。
   
11/01/13  ささやかな楽しみ
   5枚の畑の内、3枚が堤防脇。
   堤防上の道路はR354のバイパス的な道。
   だから通行量が結構多い。
   畑に居ると、クラクションを鳴らす車がたまにある。
   元同僚等だ。
   嬉しいものである。
      
賑う田舎道
11/01/05  道の駅 
   「道の駅 めぬま」の農産物販売の、出品者の
   申し込みをした。
   ただ出品者には人数制限枠があり、辞める人が
   いれば資格を得られる。
   まあ、今年は収穫が少ないので急がない。
   
   いずれにしても良い芋を作るのが先決だ。
めぬま物産センター
10/12/15   作業状況
   口コミで注文が入る小売販売。
   それ以外は市場へ出荷。
   そして、今年から加工用芋の出荷を始めた。
   これは、小さい芋・形の悪い芋をコンテナに25sずつ詰め、業者に渡す。
   
   良い芋の量が少ないので、まだインターネット販売が開始出来ない。
10/12/05   作業状況
   時々雨、畑が乾くのに3〜4日。そしてトラクターを入れる。
   天気に合せて、いもを掘る。
   
   口コミの注文に対応、残り(低規格品が多い)を市場出荷。
   不良品が多いので、なかなか良品の在庫が増えない。
   
   貧乏暇なしというところか。
   ウオッチしてみると、他の農家さんも出来は良くないらしい。
10/11/26   初出荷
   不作だが、しょんぼりしてはいられない。
   口コミで注文が入るので、これを最優先販売。
   
   それと市場への出荷だ。
   取りあえず低規格品だが、100sを揃えた。
   (4s×20箱、1s×20袋)
   11月26日朝持って行く。
   
   気持ちは、早く品揃えしてインターネット販売も開始
   したいのです。
初出荷
10/11/25   失敗
   今年の芋栽培は失敗だった。
   5枚の畑を、1日ずつ端から順番に掘ってみた。
   まあまあの畑が1枚。
   あとは駄目。
   あとは、畑の中央あたりに良いのがあるかどうかだ。
   
   原因は状態から推定できた。
   成長期に雨が降らなかった。
   だからスプリンクラーで灌水した。
   4〜5日おきにやった。
   排水が悪く、水が溜まっていた。
   芋を掘ると、下の方が濡れている。
     
   気持ちを立て直し中である。
  
左:不良品 右:良品
10/11/15   芋掘り
   芋を掘り始めた。
   夏の異常な暑さは影響してるのだろうか。
   土作り、水の管理は上手くいったろうか。
   そんな心配をしながらのスタートだ。
芋掘り
 
10/11/08   収穫の準備
   つるが枯れてきた。
   晴天が続き風も穏やか。絶好の野焼き日和だ。
   7、8日にいっきにもやした。
   近隣の家から苦情が出ない様、気を使ってます。
野焼き

  植付け〜栽培(2010年…農家2年目)

10/11/05  ソルゴーすきこみ
   やっと晴れの日が続き、トラクターが畑に入れる。
   2回目のソルゴーすきこみをした。
   これが終了しないと、トラクターが芋掘り用のアタッチメント
   に交換出来ない。
   ぎりぎり間に合った。
      
ソルゴー漉込み
10/10/15  畑の状況
   現在こんな状態だ。
   全面枯れれば収穫を始められる。
大和芋畑
10/10/05  畑の状況
   現在こんな状態だ。
   所々葉っぱが黄色くなり始めた。
大和芋畑
10/09/25  作業状況
   緑肥として栽培したソルゴー。
   実を付けたので、8月中旬にすき込んだ。
   その後2番芽が発芽。写真の通り成長した。
   今度は実を付けない内にすき込む。9月末予定だ。
   
   今月は何回か雨が降った。
   お蔭で灌水作業が省けて助かる。
   芋の葉が枯れるのは、一ヶ月後位だろう。
ソルゴ−2番芽
10/09/15 作業状況
   9月8日未明から雨。
   まさに恵の雨。
   雨量が充分とはいかなかったが、とりあえず
   灌水は一休み。
   
   家庭菜園に手間を割く。
   大根・白菜・ほうれん草・チンゲン采の種蒔き。
   ジャガイモ・ニンニク・エシャロット・わけぎ等の植付け。
   異変:夏に10個程収穫したスイカのツルが、再び青々と
   繁ってきた。実も10数個つけている。(写真上)
   他の夏野菜も元気なので、秋冬野菜用の畑が空かない。
うらなりスイカ
大根の発芽
10/09/05 作業状況
   今は葉やツル(地上部)の生育は弱まり、いもが
   盛んに肥大している大事な時期。
   畑が乾くといもにクビレが発生する為、雨がなければ
   4〜5日置きに灌水を行っている。
   雨が降って欲しい。
   農機具屋さんから、灌水ポンプのエンジンは、
    @30時間毎のオイル交換、
    A風通しを良くする、
    B暑い日は日除け対策を、と言われている。
       
   雑草も一時より勢いは弱まったものの、まだまだ旺盛。
   除草作業も、週1回くらいで続けている。
   9月1日、
   消毒をした。
   ハダニ等の予防が目的。
灌水ポンプの暑さ対策
10/08/25 作業状況
   8月16日、ソルゴー畑にトラクターを入れた。
   作業時間2.5時間。ソルゴーをすき込んむつもり
   だったけど、なぎ倒した程度にしか見えない。
   
   8月17日、さらに4時間かけて耕したけど、まだ
   すき込んだ状態とは言えない。
   
   8月18日、さらに4時間かけて耕した。
   合い間にスプリンクラーも稼動。
   
   8月20日、
   雑草取り。2人×3.5時間
   雑草が大きくならない内、早め々にやっているので、
   身体の負担は比較的軽い。
   
   8月21日、猛暑が続く、スプリンクラー稼動。
ソルゴー漉き込み
10/08/15 作業状況
   8月7日、周りの農家が一斉にスプリンクラーまわし始めた。
    
   8月8日、
   今日は囲碁大会だけど、欠席してスプリンクラー稼動。
   ところが、夜半から翌日までどしゃ降り。
   毎日注意してるとわかるけど、天気予報も外れる事が多々ある。
   予報士の皆さん、
   傘は折畳みが良いだの、大き目の傘を持って行けだの、
   長袖を着ていけだの、水分摂れだの、洗濯やれだの。
   そんな事より、天気予報をちゃんとやってくれんか。
   
   8月12日、雑草取り。
   3時間程で終了。
10/08/05 作業状況
   7月28、29日、追肥を散布した。
   「芋★花卉有機333」というのを、20s×30袋=600s
   7時間程の作業だった。
   
   8月2日、三回目の雑草取り。
   2人×4時間の作業だった。
   
   8月4日、猛暑の中消毒作業。
   7時30分開始。
   軽トラがぬかるみにハマリ、脱出に1時間ロス。
   10時、40a済んだ所で体力の限界。倒れそう。中止。
   残りは明日の作業とする。
   
   ソルゴーに実が付き始めた。
   実が付かない内に土にすき込むのが普通らしい。
   わざと実が付いた後すき込み、二番芽を出させる
   方法もあるらしい。
   それをやってみるつもりだ。
散布肥料
ソルゴー
10/07/25 作業状況
   7月20日、二回目の雑草取りを行った。
   60aを、2人×2.5時間で終了。
   炎天下では2.5時間作業でもバテる。
   無理はしない。
   
   晴天が続き土が乾いてきた。
   まわりの畑は、未だ誰もスプリンクラー稼動してない。
   でも農家2年目、だから自分で判断する。
   7月22日、一回目の灌水を実施。
   一ヶ所は4年前に打ち込み、初使用の井戸。
   中々水が出て来ない。苦闘3時間、やっと出た。
灌水ポンプ
スプリンクラー
10/07/15 作業状況
   よく雨が続くものだ。
   7月9日、梅雨の合い間をぬって雑草取りを行った。
   60aを、2人×4時間で終了。
   未だいくらも生えていないので、この位なら楽勝だ。
   但し、スギナはどうにもならない。取っても、根が残り
   又生える。
   
   種芋を植えた直後から、カラスやキジが芋を狙っている。
   相変わらず突っ突いた形跡がある。
   まあ、熊や猪に比べれば深刻ではないが。
     
生育状況
キジの仕業
10/07/05 生育状況
   芋のツルが地面を覆い始めた。
   雑草はまだあまり生えてない。
   
   ソルゴーは50pくらいになった。
  
大和芋
ソルゴー
10/06/25 スプリンクラーの設置
   一番遅く植えた畑で、写真の状態だ。
   昼間は太陽がギラギラ、そして夕立がザー、
   の様な天候が続いてくれると有り難いのだが。
   そんな上手くはいく筈が無い。
   
   ツルが伸びる前にスプリンクラーを設置した。
スプリンクラー
10/06/21 ソルゴーの発芽
   除草剤の散布は6月17日に完了。
   種を蒔いて約3週間過ぎたソルゴー(牧草)。
   やっと伸び始めた。
   現在20p位だ。
ソルゴー
10/06/15 ポール設置
   芋の蔓(つる)が隣の畑まで伸びると迷惑かける。
   だから境にポールを設置して防ぐ。
   作業はポールを差していくだけ。簡単だ。
   
   一番早く植えた畑は蔓が伸びてきた。
   梅雨に入ってしまった。
   除草剤の散布が出来ない。
FRPポール
10/06/05 元肥、培土の完了
   6月1日、元肥散布と培土(土上げ)が完了。
   次は除草剤の散布。
   6月10日頃からになるだろう。
   それにしても、スギナは悩みのタネだ。
   
   休耕地には”ソルゴー”という牧草の種を蒔いた。
   2m位に育ったら、緑肥としてトラクターで土中へ
   すき込みます。
   有機質が入って地力アップになるそうだ。
   
芋とスギナの発芽
10/05/25 元肥、培土(土上げ)
   晴れの日が続いたので、5月19日で種芋の
   植付けが完了。
   次は元肥散布と培土だ。
   5月21日から開始。
   写真左側の白っぽいのが元肥散布済み。
   右側茶色が培土済み。
   雨の日もあるので、5月末までかかりそうだ。
培土
 
10/05/15 種芋の植付け
   4月末からやっと晴れの日が多くなった。
   〜5月10日迄で、33aの植付けを終えた。
    
   残27aは、土壌消毒が終った状態。
   これの植付けは20日頃の予定だ。
   土壌消毒後2週間位置き、それから耕して植えるので
   そうなってしまう。
   雨が降ると耕せなくなってしまう。
   だから植付け前一週間は雨が降らないで欲しいのだ。
芋植え

  土作り(2010年…農家2年目)

10/04/25 土壌消毒
   約半分の畑の土壌消毒が終わった。
   しかし、残りの半分の見通しが立たない。
   雨で畑が乾かない。
   
   乾燥が不十分の畑にトラクターを入れると、土が
   固くなってしまう。
   先輩農家さんに聞いても、焦らない方がいいという。
   晴天が続くのを待つとする。
土踏み
10/04/15 深耕
   堆肥を散布しない10aは、4月9日に深耕、
   11日に土壌消毒まで完了。

   堆肥散布した50aの深耕を始めた。
   深耕作業は、トラクターの進行速度は最遅。
   芋太郎のトラクターだと、10a当り5〜6Hも
   かかる。
   それに、雨が降るとトラクターは5〜6日間位
   畑に入れない。
   だから中断するし、なかなか完了しない。
   「春に3日の晴れなし」は本当だ。
深耕
 
10/04/11 堆肥散布
   調べてみたら、市に有機センターというのが
   あって、堆肥を販売しているのが判った。
   商品名は『めぬま堆肥くん』。
   「牛ふん」「もみがら」「麦わら」を混合し、
   発酵させたもの。
   高温発酵で、雑草の種子や病原菌は死滅して
   いるそうだ。
   確かに、さらさらして悪臭も無い。
   
   3月中旬、有機センターに出向いて注文した。
   50aの畑に10t散布することにした。
   10aは散布せず、両者の畑を比較し、堆肥の
   効果を確認する。
  
   雨天も多く仕方ないのだが、待たされる。
   4月8日、督促電話する。
   「未だ散布出来ないなら、キャンセルします」
   4月10・11日、やっと散布完了。
堆肥散布

  2010年(農家2年目)の準備

10/04/05 作付け計画
    今年は借地し、作付けを増やす。
    
    大和芋 :60a
    休耕   :15a
    (連作障害対策で、畑を順に休ませる)
    家庭菜園:6a
    合計=81a
   
    当分は大和芋60a(6,000u)でやって行こう
    と思う。
家庭菜園(ワケギ・エシャロット・ニンニク・タマネギ・カキナ)
家庭菜園(アスパラ)
10/02/15 荒川緑肥(その2)
    鶏糞ならぬ鳩糞を沢山もらった。
    畑に撒いた。
    畑に撒くと大した面積にはならないけど。
    
   同じ日に、先日の荒川緑肥も撒いた。
    150sということで貰ってきたけど、どうも
    400s位あったようだ。
    どおりで先日はフラフラ走行でやっと家に
    着いた訳だ。
    
    鳩糞と荒川緑肥で、一反くらいはカバーできた。
   
鳩糞と荒川緑肥
10/02/05 荒川緑肥(その1)
    無農薬とはいかないが、少しずつ有機農業の
    方向に行こうかと思う。
    
    10月頃、「荒川緑肥」を希望者に無料で配布す
    るという情報があったので、申し込んでおいた。
   「荒川緑肥」とは、刈取った荒川堤防の草を発酵
    させ、堆肥にしたものだ。
    忘れていたけど、配布OKの連絡があった。
    150sなので、畑に入れるには全然足りない。
    でも、とりあえず入れとこう。
   
    片道25qの現場へ受け取りに出向く。
    「積めるだけ積んでよ」と頼んだら、いっぱい
    積んでくれた。
    緑肥は水分もタップリ含んで重い。
    お蔭で重量オーバーではないかと思える位だ。
    帰りは四駆走行だが、ハンドルを取られる程だ。
    
    無事帰宅したものの、困ったことに昨日(2/2)
    の雪で畑が濡れていて入れない。
    仕方ない、この積荷のまま畑に入れる迄待つ。
堆肥
10/01/25 種芋つくり
    2010年産用の種芋を作っている。
    収穫開始と同時に、種芋作りも少しずつ平行
    してやっていた。今、最後の段階である。
    
   作り方は、
    芋の部位により、50〜90gの大きさに切る。
    切り口を消毒する。と、これだけだ。
    
    12月に作った種芋をチェックした。
    約400s腐っているのが見つかった。
    しまった、消毒が不十分だった。
    で、1月最後の販売用400sを種芋に回した。
    これも販売減で痛かった。
種芋
冷蔵庫の中