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 映画の話(2012,13年)

13/11/05    「グランド・イリュージョン」
   1ヶ月ぶりの映画鑑賞。
   午前十時の映画祭の、上映時間3時間の「ゴット・ファーザー」を見る。
   わりと観客は多い。
   午後からは「グランド・イリュージョン」
           ☆
   4人の凄腕のマジシャンが、遠く離れたパリの銀行から大金強奪。
   大掛かりな、周到な仕掛け。カーアクションで死ぬのまでマジック。
   FBIを相手に驚くべき犯罪。
   久々の楽しい映画。
               
グランド・イリュージョン
13/10/05    「エリジウム」
   午前十時の映画祭の「ロッキー}をMOVIXで見て、「エリジウム」を見にイオンへ。
   いつもどおり後列、両隣空きの席を購入。
   チケット嬢、『ここの席が前席に居なくて観易いですよ』嬉しい対応。
   2分前に入場なのに若い女子二人組のみ。不人気なのだろか。
   暗くなる頃続々入場。まあまあの入り。
          ☆
   2154年、環境悪化の地球は貧困層が住む。
   宇宙ステーション「エリジウム」は富裕層が住む理想郷。
   地球居住者は、ロボット警察官やロボット役人に厳しく管理されてる。
   エリジウムは、緑豊かで、あらゆる病気を治す医療ポットが各家庭にある。
   主人公マックス(マット・デイモン)が、命を賭けてかえていく。
   それにしても映画の中の未来の地球は、荒廃してたり、放射能で人が住めなかったり
   が多い。
   人間は、紀元前から現在、未来も欲の塊だ。
   欲の塊である限り、明るい未来の地球はイメージし難いだろうな。
               
エリジウム
         
13/09/25    「ウルヴァリン:SAMURAI」
   観客は、老若男女で入りは良い。
   外人監督の描く日本は、どうしてもこんな風になるんだ。
   これも昔見た「007は二度死ぬ」がダブってくる。
   ラブホテルと、パチンコ屋と、ヤクザはリアルだね。
   上野駅近くの知っている風景が出て来た。
   まあツッコミ所は多々あるが、楽しめた。
        
ウルヴァリン ウルヴァリン
         
13/09/15    「マン・オブ・スチール」
   スーパーマンの誕生を描いた作品。
   惑星クリプトンは、ずーっと昔テレビで見たのと全く違ってた。
   昔のテレビの、子供の頃のスーパーマンは、草原を列車より早く走ってた。
   楽しそうに野山を走り回ってた。けれどこの映画とちょっと違ってた。
   クリプトン星人の悪が地球人に対し、クリプトン星人のカル・エル(スーパーマン)を
   差し出せって。スーパーマンの正体はこの時点で世界中にばれてる筈だが。
   メガネをかけ、クラーク・ケントって名で、デイリープラネット社の記者になって、
   スーパーマンって誰だろうってなっちゃうんだ。
   次回作から変身シーンがあるのかな。
   公衆電話ボックスで変身が定番だったけど、今後はどこで変身するんだろ。
   しかし、戦闘シーンは物凄いなあ。これでもか、これでもかって。
     
マン・オブ・スチール
         
13/09/05    「メリー・ポピンズ」
   午前十時の映画祭は「メリー・ポピンズ」。
   高校生の時見て、ジュリー・アンドリュースファンになるキッカケとなった一本だ。
   当時は全国一斉ロードショーではない。東京で公開になり、大都市、田舎町の順だ。
   だから1964年(S39)作で、見たのは2年後。
            ☆
   J・アンドリュースは舞台「マイ・フェア・レディ」のイライザ役に抜擢されて大ヒット。
   しかし、映画版「マイ・フェア・レディ」のイライザ役はオードリー・ヘップバーンに。
   この年のアカデミー賞は、「マイ・フェア・レディ」が8部門獲得。
   「メリー・ポピンズ」は、主演女優賞のJ・アンドリュースなど5部門獲得。
   「マイ・フェア・レディ」のイライザ役のA・ヘップバーンは、歌声が吹替えだったので、
   ノミネートもされなかった。
   A・ヘップバーンは、歌のトレーニングを積み全て歌い上げたのに吹替えられ、大層
   ガッカリしたそうだ。
                ☆
   ウォルト・ディズニー製作のミュージカル。
   今の映画と比べるべくも無いが、アニメ、特撮、実写が当時としては上手く合成されている。
   ヒット曲となった『チム・チム・チェリー』。
   屋根上の煙突掃除人達のダンス。
   日頃の邪まな心を、しばし清らかにしてくれたひと時だった。
  
メリー・ポピンズ
13/08/25     「ホワイトハウス・ダウン」
   観客が多い。両隣空いてる席を確保したけど、そんな事はお構いなしの人で埋まった。
   観客が多ければ、ケータイ鳴ったり、予約と違う席座ったり、相変わらず。
   少し前に見た「エンド・オブ・ホワイトハウス」の再演?って一瞬思った。
   予告編を見ると、別物らしいので出向いた。
   核ミサイル発射の危機、子供の救出、内通者がいたり、やはり似た部分が多い。
   でも、結構引き込まれて楽しめた。
   隣席の女のムシャムシャ食べるのに少し邪魔されたけど。
                 
13/08/05     「フォレスト・ガンプ/一期一会」
   夏休みで子供向け映画のオンパレード。予想通りチケット売場は大混雑。
   しかし入場してしまえば、これも予想通り、新・午前十時の映画祭は空いている。
   新・午前十時の映画祭の作品としては、1994年製作は比較的新しい。
   トム・ハンクスはアカデミー主演男優賞を獲得してる。
           ☆
   知能指数は低いが、俊足を生かして成功していく男フォレスト・ガンプ。
   小学生からいじめられっ子。
   いじめられた時は、ジェニーの『走って』の通りひたすら走って逃げる。
   大学でのアメリカンフットボール選手。
   ベトナム戦争での活躍。
   卓球で慰問や、中国とのピンポン外交。
   カニ漁で大稼ぎ。
   ジェニーが他の男へ行こうと、麻薬漬けになろうと、小学校からの思いは一途だ。
   CGを駆逐して、ケネディ大統領、ニクソン大統領、プレスリー、ジョンレノンらと
   共演するのも、何んとも楽しい。
   『僕は利口な男じゃないけど、愛がどんなものかは知ってるよ』
   『人生はチョコレートの箱だ。開けてみるまで中身はわからない』
   印象的な台詞だ。
         
13/07/05   13年前半の鑑賞映画
   1月 「レ・ミゼラブル」
   2月 「ゴーストライダー」
         「アウトロー」
   3月 「ダイハード・ラストディ」
      「ゼロ・ダーク・サーティ」
      「ジャンゴ」
      「フライト」
   4月 「逃走車」
      「リンカーン」
      「アイアンマン3」
      「冒険者たち」
   5月 「グランド・マスター」
      「オブリビオン」
   6月 「エンド・オブ・ホワイトハウス」
      「G,Iジョーバック2リベンジ」
      「アラビアのロレンス」
    好きな映画は名画を除き、「アウトロー」「ジャンゴ」「エンド・オブ・ホワイトハウス」
    というところか。
         
13/06/15    「G.Iジョー バック2リベンジ」
   約50年前、着せ替え人形「バービー」の男の子版として発売された「G.Iジョー」
   人形玩具やアニメから発展した映画だから、見る側も理屈は抜きだ。
   世界征服をたくらむ悪の組織コブラVSG.Iジョー。
   忍者映画かと錯覚しそうなシーン。「007は二度死ぬ」を一瞬思い出す。
   核サミットのメンバーに北朝鮮が入ってる。
   最近のSFアクションは北朝鮮の出番が多い。
   ツッコミは遠慮して楽しむ。
                
13/06/05        「オブリビオン」
   公開初日に行ってみた。
   トム・クルーズが最初から最後まで出ずっぱりの映画だし、
   キャンペーン来日してたし、
   共演のオルガ・キュリレンコも来日に同行してたし、
   オルガ・キュリレンコはボンドガールで以前も来日してるし、
   トム・クルーズとの仲が噂されてたし。
   だから観客多いだろうと予想された。
   予想通り多い。特に女性ということもなく、老若男女。
   その昔の混雑は、立ち見もめずらし事ではなかった。
   いまはそれでも両側空いてる席が確保できる。
           ☆
   2077年、エイリアンの襲撃に勝ったものの、核兵器も使用したので放射能汚染で
   住めなくなった地球。
   ジャック(T・クルーズ)は地球に残りパトロールが任務。
   実は、2017年に人類の移住先を探しに出たが、エイリアンに捕獲された。
   優秀な飛行士のジャックは、記憶を消され、ダミーも作られてエイリアンの手先となって
   任務についていた。
   地下組織の人類のリーダー、ビーチ(モーガン・フリーマン)に遭遇し、それを知る。
   手強いエイリアンに、虎の子の小型核で臨む。
                    
13/05/05    「ラストスタンド」
   A・シュワルツネッガー、カリフォルニア州知事を辞めて初主演。
   年だから体も締まってないし、アクションもそれなり。
   でも、田舎町に引込んだ年寄り保安官役だから、地で演じてる様なもの。
   このメキシコ国境近くの田舎町を、脱走した悪が1,000馬力・時速300キロ超の
   スポーツカーで、通過する。
   しかもこの悪は元レーシングドライバー、今麻薬王。
   さらに軍隊並の部下達を持っていて、逃走路を確保してる。
   警察やFBIの車もやられちゃう。
   これを年寄り保安官と、素人レベルの副保安官4人と併せて5人で阻止しようと戦う。
   頼り無さそうな副保安官達の、意外な働きぶり。
   町の年寄り住民との掛け合い。
   なかなか楽しい映画。さすがシュワちゃん。
         
13/04/15     「冒険者たち」
   学校の春休みの為か、子供向けの映画ばっかり。
   見る映画が無いじゃないか。
   そんな訳で、「冒険者たち」は少し前に見たのに、又見に行ってしまった。
   新エンジンの開発に失敗したカーエンジニア(リノ・ヴァンチェラ)。
   相棒の、免許を没収されて飛べない飛行機乗り(アラン・ドロン)。
   そこへ転がり込んできた前衛芸術家(ジョアナ・シムカス)。
   3人で、アフリカはコンゴの海底に沈んでいる5億フランの財宝を探しに行く。
   若い男2人と女1人なのに、男同士の嫉妬とか、ラブシーンも無い。
   3人が微妙にバランスを保って、仲良くて、清清しい。
   当時(1967年)売出し中のジョアナ・シムカス。抜群のプロポーションだ。
   後にあの黒人俳優シドニー・ポワチエと結婚したのには驚き。
   いつも思う。この時代の映画は、いいね。
       
13/03/25     「ジャンゴ」
   久々の西部劇。
   冒頭から音楽が流れ、出演者の名前が出て、んー、懐かしい始まり方。
   ジャンゴは黒人の名前。ドイツ人の賞金稼ぎに助けられ、相棒となる。
   拳銃の腕も磨き、賞金を稼ぎながら2人で妻の救出に向かう。
   妻を拘束してる悪い大農園主をディカプリオが演じてる。
   奴隷制度が嫌いで、早打ちで、頭の良い、ドイツ人の賞金稼ぎ。
   悪役の大農園主。
   悪役の、大農園の黒人執事。
   脇役が良いと面白い。
   特に悪役が上手いほど映画は面白い。
   銃の撃ち合い場面は、やや血肉が飛び過ぎるのは、タランティーノ監督だから仕方ない。
   やはり、理屈抜きの西部劇は楽しい。
         
13/02/25     「ゴーストライダー2」
   チケット売場。「この席と両隣空いてますか」
   「空いてますよ。まだ誰も居ません」
   入場すると確かに観客ゼロ。本編が始まってもゼロ。
   足を前席に放り出して、ゆったり。
   しかし、稀に見る駄作。途中で居眠りも出る始末。観客ゼロはうなずける。
   主演俳優(ニコラ・スケイジ)とタイトルだけで選んでしまった。
   その昔淀川長治さんは、「マンガだろうがエロだろうが、どんな映画にも得るものがある」
   という様なことを言った。
   この映画の何処にそれがあるのだ。
   「木戸銭返せ」「早送りしてしまえ」だ。
        
13/01/25   「レ・ミゼラブル」
   皇太子殿下もご覧になったという、ミュージカル映画「レ・ミゼラブル」。
   18才の頃、「サウンド・オブ・ミュージック」「メリー・ポピンズ」「南太平洋」
   「マイ・フェア・レディ」「ウエストサイド物語」等のミュージカル映画を見た
   のが洋画にはまるキッカケだった。
   最近の「バーレスク」も大いに気に入ってる。
   だから、ミュージカル映画は嫌いではない。
   ただ、フランス映画「シェルブールの雨傘」は台詞なし、全編歌で苦痛だった。
          ☆
   「レ・ミゼラブル」は、妹の為にパン1ケを盗んだだけのジャン・バル・ジャンが、
   19年も監獄で償い、出獄してからの波乱万丈の人生。わりと有名な話だ。
   台詞はわずか。ほぼ全編歌。
   無理矢理歌にしたような。心躍る曲がない。
   ラッセル・クロウは意外に上手い。
   フランスの話だから、フランス語のほうが良かったんじゃあないの。
   2時間50分は長かった。
   あくまで個人の感想だ。
                  
13/01/05   12年後半の鑑賞映画
   7月 「アメイジング・スパイダーマン」
      「ハスラー」
      「ダークナイト・ライジング」
   8月 「プロメテウス」
      「アベンジャーズ」
   9月 「トータル・リコール」
      「デンジャラス・ラン」
      「天地明察」
      「バイオハザードX」
   10月 「荒野の用心棒」
       「SAFE/セイフ」
      「ボーン・レガシー」
      「エクスペンダブルズ2」
      「大いなる西部」
      「風と共に去りぬ」
   11月 「のぼうの城」
   12月 「007スカイフォール」
      「真夜中のカーボーイ」
   この1年で名画を除き好きな洋画は、「ドラゴン・タトゥーの女」「ダーク・シャドウ」
   「007スカイフォール」ってところかな。
           
12/11/05    風と共に去りぬ
   ご存知スカーレット・オハラの話。
   1939年だから、73年前の製作。上映時間約4時間。すでに総天然色(カラー)だから驚き。
   途中で休憩5分ある。途中休憩は4時間30分の「沈まぬ太陽」以来だ。観客は多い。
           ☆
   舞台は1861年、南北戦争が始まろうとする直前から。日本の幕末頃か。
   ヒロインは、大地主のお嬢様スカーレット・オハラ(ヴィヴィアン・リー)。
   アシュリー(レスリー・ハワード)とメラニー(オロヴィア・デ・ハヴィランド)は婚約する。
   婚約発表の宴会の席、スカーレットはアシュリーに求婚する。当然断られる。
   スカーレットはその宴会で、レット・バトラー船長(クラーク・ゲーブル)に会う。
   スカーレットは失恋でヤケになり、メラニーの兄チャールズの求婚を受入れ結婚する。
   
   アシュリーもチャールズも戦争に参加。夫チャールズは戦地で病で死去。
   スカーレットは喪に服す生活を嫌い、陸軍病院で働く。そこでレットと再会。
   戦況は南軍不利。
   スカーレットとメラニーは看護婦として働いていたが、その町に北軍が接近。
   スカーレットと、子供を抱えたメラニーは、レットの調達した馬車で故郷へ向かう。
   レットは途中で南軍に志願を決め、馬車を降り戦線へ向う。
   2人はやっとの思いで故郷(タラ)へ着くが、家は北軍に荒され廃墟の様。
   
   戦争は南軍の敗北に終った。
   捕虜になっていたアシュリーが帰って来てメラニーは喜んだ。
   スカーレットは再びアシュリーに愛を告白、アシュリーは受け付けない。
   敗戦地タラは重税を課された。オハラ家にも300ドルの課税。
   スカーレットは、北軍の捕虜になっていたレットに金策を頼みに行ったが、断られた。
   スカーレットの妹スーレン(イヴリン・キース)の許婚フランクが、事業に成功し金を持っていた。
   スカーレットは妹の許婚フランクを横取りし、結婚してしまう。
   フランクの商売も自分のものにし、アシュリーを仲間に入れ、金儲けに励んだ。
   フランクが死んで、スカーレットはレットと結婚。3度目の結婚か。娘を生んだ。
   この頃になっても、まだアシュリーへの想いが断ち切れない。
   レットはもっぱら娘を愛した。ところが娘が落馬して死ぬ。メラニーも病死。
   スカーレットとレットの結婚生活はまったく破綻。レットはチャールズトンへと去る。
   スカーレットはこのとき初めてレットを愛していたと気付く。
   レットに戻ってもらうにはどうしたらいいの。分からない。
   とりあえず故郷(タラ)帰って、それから考えようと決めた。
               ☆
   簡略にストーリーをと思ったが、結構長々となってしまった。
   スカーレット・オハラって、わがままで、勝気で、他人の心は無視、ズル賢く、
   打たれ強く立直りが早く、そして美人。何となく憎めない。
   繋ぎが良いので、続けて上映時間約2時間の「エクスペンダブルズ2」を見た。
   本日は6時間余りの映画三昧となった。

12/10/15     天地明察
   「天地明察」を見に出向いた。
   客の入りはまあまあ、悪くはない。客層は様々。
           ☆
   関孝和と安井算哲の算数の問題のやり取りは面白い。
   関孝和は、円周率の小数点以下16桁まで計算したそうだ。当時では世界最高だったとか。
   世界三大数学者の一人だそうだ。暦の研究もしていた。
   1683年、当時の暦は中国製で、800年前から使用され誤差が生じていた。
    囲碁棋士だが天文が好きな安井算哲が暦作りを命じられる。
   しかし暦は朝廷の管轄で、幕府が口出しし難い状況。
   苦難の末、日本独自(中国との差異を修正?)の暦を完成。
   正確な日食の日時を当て、旧暦に勝つ。
   囲碁場面も多く、本因坊道策他の棋士も登場。
   2時間20分の上映時間も長くは感じなかった。
               ☆
   【囲碁の話】
   本因坊道策は碁聖と称される。
   今でも多くのプロ棋士が、史上最強と評価している。
   江戸時代の免状は七段が最高で、七段を基準に、七段上手に対し三子が初段だった。
   名人(九段)・準名人(八段)は允許状、上手(七段)から下が免状だ。
   道策の弟子に我が町出身の熊谷本碩もいた。
   道策は名人で、当時の一流の打ち手安井算哲は定先、安井知哲も定先、安井春知は先二
   の手合いだった。
   道策の提出した手合組は、安井算哲・安井知哲・安井春知とも上手並とある。
   映画の中の、将軍の前で算哲が第一着を天元に打った碁は、記録では1670年のお城碁と
   なっている。算哲の9目負け。以後、天元に打つのは止めたという。
                  
12/09/25     名画&テレビドラマ
   イオンシネマで”なつかシネマ”というのが始まった。
   10時頃から名画の上映をしてる様だ。
   たぶんMOVIXの”午前十時の映画祭”のパクリだろう。
   ”午前十時の映画祭”は、いつもそこそこの客を集めてる。
   ならば我社でもと思い立って当然だろう。
   理由はどうあれ、名画を映画館で見られる機会が増えるのは歓迎だ。
           ☆
   小説の映画化、テレビドラマ化は普通の事。
   でも、自分の読んだばかりの本がなるのは余り無い。
   その昔なかにし礼作「夜盗」をよんだら、間もなくテレビドラマ化されたことがあった。
   今度は高田郁(たかだかおる)作「みおつくし料理帖」がテレビドラマ化された。
   今、シリーズ7作目「夏天の虹」と「みおつくし献立帖」を読んだところ。
   長時間のテレビドラマは録画に限る。CM早送り、トイレ時は一時停止。
   知ってるストーリーを確認していく様なものだが、まあ楽しめた。
   ヒロインの料理人澪役の女優さん、美人過ぎるのでは。
   今回のは、本の1作目までだから、続編を期待する。
                  
12/09/05        アベンジャーズ
   学校の夏休みも終り、子供向け映画の上映も減ったろう。
   館内を走り回るガキも減ったろう。
   で、映画館に出かけた。今日も2本立て。
   午前は「プロメテウス」、昼食後「アベンジャーズ」を鑑賞。
           ☆
   「アベンジャーズ」は観客が多い。
   ”最後列で両隣が空き”が条件の席を取るが、今回は取れない。
   マナーの悪さには大分慣れてきたものの、混んでるとやはり気になる。映画に集中させてくれ。
   巨体の、最初から最後まで(2時間余)ウチワでパタパタやっている奴。目障り耳障りだヨ。
   さて、”アイアンマン””キャプテン・アメリカ””ハルク””マイテイ・ソー”のヒーロー達が
   地球侵略しようとするロキに立ち向かう。
   まるで”鉄腕アトム””鉄人28号””赤胴鈴之助””月光仮面”が地球防衛チームを
   結成した様なものだ。って、古いねどうも。
   最初は皆、チームは組まん、俺はピンでやってきたんだ。てな調子だったが、結局纏まって
   戦い、地球を救う。
   善玉、悪玉が登場する物語は、悪玉の方が強いのが面白い。
   これもあれこれイチャモン付けず、とっぷり浸かってみれば楽しい映画だ。
   
12/08/05       ダークナイト・ライジング
   テレビドラマで「バットマン」を見ていたのが、18〜19才の頃。
   もう45年も前のことだ。
   日本語吹替えが広川太一郎(バットマン)滝川順平(ジョーカー)など、懐かしい。
   舞台はゴッサム・シティ、バットマンの基地はお屋敷の地下。
   忠実な執事がいた。これらはこの時から変わっていないが、もっとドタバタコメディだった。
   たしか相棒がいたけど、いつからいなくなったのだろか。
           ☆
   最新作はタイトルから”バットマン”も消えた。
   客席の入りはまあまあかな。
   悪役も陰湿で強くなり、バットマンの乗り物も進化した。
   相変わらずアクション場面は悪役の方が強い。
   スケールアップしても、ゴッサム・シティの警察VS悪役VSバットマンの戦いのパターン。
   3時間近い長い映画だが、結構楽しめた。
           
12/07/05   12年前半の鑑賞映画
    1/06「リアル・スティール」
    1/06「レインマン」
    1/27「新少林寺」
    1/27「マイウェイ」
    2/17「スティング」
    2/17「ドラゴン・タトゥーの女」
    2/29「TIME タイム」
    2/29「顔のないスパイ」
    3/06「アンダーワールド覚」
    3/09「戦火の馬」
    3/23「マーガレット・サッチャー」
    3/23「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」
    4/17「ディーバ」
    4/17「バトルシップ」
    4/19「ジョン・カーター」
    4/23「タイタンの逆襲」
    4/23「ブラック&ホワイト」
    5/31「メン・イン・ブラック3」
    5/31「ダーク・シャドウ」
    6/05「ナバロンの要塞」
    6/12「ゴットファーザーPART2」
    6/22「ディア・ハンター」
    名画を除き好きな映画は、「ドラゴン・タトゥーの女」「バトルシップ」「ダーク・シャドウ」
    でしょうか。
   
12/06/05 「ダーク・シャドウ」
    本因坊戦が終了、農作業も一段落。気持ちに余裕が出来たので映画鑑賞。
    「ダーク・シャドウ」だ。
    予告編上映の頃までに20人程入場。90%が女性一人の客。
    男2人。女性映画でもないのに、なんで女だらけなのだ。
    そうか、ジョニー・デップの人気って凄いんだ。
           ☆
    200年後の1972年に墓から出られたヴァンバイアのバーナバス(J・デップ)。
    デーモン小暮もびっくりする程のメイク。こんな顔ならジョニー・デップでなくても良いのでは。
    バーナバスを人間からヴァンバイアに変え、墓に閉じ込めた魔女アンジェリーク
    (エヴァ・グリーン)。
    魔女アンジェリークは、強く・嫉妬深く・傲慢・わがまま・美しい。こういう人、イイですね。
    この映画も、つべこべつっ込まずに楽しむにかぎる。
           ☆
    接続のタイミングが良いので「メン・イン・ブラック3」を続けて見た。
    これも結構楽しめた。タイムスリップする映画って相変わらず多いね。
       
12/4/25   大作2本
  「バトルシップ」
    ユニバーサル映画100周年記念作。
    予告編を見て想定してたものと、そうは外れていない。
    だから、ケチつければいろいろある。でも迫力あるし、充分楽しめた。
    地球に似た環境の惑星を発見。ハワイのアンテナから強力な電波を送る。
    たちまちエイリアンが反応。地球に来襲。
    エイリアンの宇宙船はでかい。強い。
    あんまり人間に似てないエイリアンにして欲しかったけど。
    リムパック(RIMPACー環太平洋合同演習)で14ヶ国の軍艦がハワイ沖で演習中。
    そこが舞台となる。
    日米の軍艦で戦う羽目になる。
    無鉄砲な新米将校(ティラー・キッチュ)が指揮を執ることになってしまう。
    自衛艦「みょうこう」の艦長ナガタ(浅野忠信)の奇襲作戦。
    宇宙船から出てくる戦闘物体は、凄い破壊力。
    戦闘に入ってからは展開が速い。
    結局、米退役軍人と退役戦艦「ミズーリ」の大活躍で、人類側の勝利。
    こういうのは作り手の思惑に乗って、楽しめばいいんだ。
           ☆
  「ジョン・カーター」
    ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作。
    プラス300円で3Dを見る程でもなかろう。2Dにしておこう。
    毎回鑑賞中どうしても、”3Dって凄い”って感じが持続しない。
    これは、「火星のプリンセス」というのが原作だそうだ。
    「ターザン」の作者が「火星のプリンセス」を発表したのが、100年前。
    地球人のジョン・カーターが、未知の惑星バルスーム(実は火星)に瞬間移動する。
    ジョン・カーター役はティラー・キッチュだって。
    大作2本は封切り日も同じ。主役はどちらも「ティラー・キッチュ」。
    CGを少なく出来るだけ実写にしたので、予算オーバー、大赤字だとか。
    4本腕の原住民、犬と蛙の合作の様な動物(ウーラ)、空飛ぶ船、などが登場する。
    「ウーラ」のキャラクターは気に入った。けど、眠くて眠くて。
    まあ、ディズニー映画だからこんなところか。
          
12/3/25   「戦火の馬」
   テレビでスポットCMを流したり、アカデミー賞の候補になったり。
   そのせいか、観客は多い。
           ☆
   貧乏な小作農家が農耕馬ではなく、一目で気に入ったサラブレッド馬を大金を叩いて購入。
   農家の少年アルバートと馬の友情(涙)。
   第一次世界大戦でイギリス軍の軍馬に取られる(涙)。
   軍馬を大事にするイギリス人将校(涙)。
   馬はドイツ軍に取られる。
   馬が他の馬をかばう馬同士の友情(涙)。
   馬好きのドイツ少年兵兄弟との出会い(涙)。
   両親のいないフランス人少女との出会い(涙)。
   戦場で有刺鉄線に絡み、絶対絶命の馬。
   助けようとするイギリス兵に、工具を貸し手助けする敵ドイツ兵(涙)。
   戦場で失明したアルバートと馬の再会(涙)。
   農場に帰ってきたアルバートと馬。牧歌的な情景(涙)。
   往年の映画の様なレトロな仕上がり。
   そんなに感動しろ、涙しろと言われても。
                 
12/2/25   「ドラゴン・タトゥーの女」
   コロナシネマは3月末で閉館だって。
   まだ2月なのに、早々とホームページ閉鎖。
   上映映画が判らないぞ。
   で、今日はムービックスへ。
   10時から名画「スティング」を鑑賞。
   若い人も結構いる。
   若い頃のポール・ニューマンやロバート・レッドフォードを見たいということか。
   時間があったので、ホームセンターで買い物、再度入場し「ドラゴン・…」を鑑賞。
           ☆
   40年前の殺人の真犯人を探すのは『ミレニアム誌』のジャーナリストのミカエル。
   ミカエル役は、007にも出ていたダニエル・グレイグだ。
   一緒に調査するのがリスベッド。
   リスベッド役のルーニー・マーラーは新人とのこと。
   しかし、存在感あるね。
   ダニエル・グレイグの存在が薄くなってしまう位だ。
   テンポが良い。早い展開だ。
   2時間半の上映時間も、あっと言う間だった。
       
12/1/5   11年後半の鑑賞映画
   12/27 「山本五十六」 「ミッション・インポッシブル」
   11/22 「コンテイジョン」 「マネーボール」
   10/31 「ミッション:8ミニッツ」
   10/25 「カウボーイ&エイリアン」
   10/18 「キャプテン・アメリカ」 「一命」
   10/11 「猿の惑星・創世記」 「戦場にかける橋」
   10/04 「ワイルドスピードMEGAMAX」 「大脱走」
  09/20 「サンクタム」 「世界侵略」
   09/05 「シャンハイ」 「アマデウス」
   08/25 「ツリー・オブ・ライフ」
   08/19 「ベン・ハー」
   08/04 「トランスフォーマー」
   07/19 「アイ・アム・ナンバー4」 「ハリーポッター」
   07/04 「小川の辺」
           ☆
   11年度の名画を除く洋画で、芋太郎の好きなベスト3は、
   「バーレスク」と「アンストッパブル」とアンジーの「ツーリスト」だ。
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