四方山話トップへ
 

 四方山話(2015年)


 15/10/05   坂東太郎 
    ハンドルネームで坂東芋太郎って名乗っている。
    利根川のほとりで、芋を栽培してる男の子っていうことだ。
    でも、坂東太郎以外の川を知らない。で、調べた。
    ・坂東太郎…利根川
       足柄峠と碓氷峠より東を坂東と呼んでいた。
       そこを流れる日本一の川、つまり長男なので坂東太郎と呼んだ。
    ・筑紫二郎(又は筑紫三郎)…筑後川
       九州地方最大の川
    ・四国三郎(又は四国二郎)…吉野川
       四国地方最大の川
    ・中国太郎…江の川
       中国地方最大の川
    利根川、筑後川、吉野川は日本三大暴れ川でもある。
            
自宅近くの刀氷橋
 15/09/15     白昼夢で遊ぶ(第一話)
    夕日が稜線に沈む頃、いつものひなびた温泉旅館に到着。
    迎える女将は30代後半の未亡人。板長と中居二人の瀟洒な宿。
    心尽くしの岩魚や山菜の夕食で心身共満たされ、就寝。
    翌日は太陽が高く上った頃起床。それでも沢や林を散策。
    部屋へ戻り、畳まないでと頼んでおいた蒲団にごろり寝転んで読書。ほどなく中食の時間。
    食べ終わり茶をすすっていると武宮九段到着。「定峰の明王院以来ですね」。
    置石3子で対局、惜敗。控え目な口調で手直しをしてくれる。
    翌日、午前中は同様に散策と読書で過ごす。
    中食後茶をすすっていると、「いやー遠くてかなわんわー」と吉田美香八段到着。
    置石3子で対局、惜敗。関西弁で手直しをしながらも、笑いをとるのは忘れない。
    3日目、どこで聞いたか碁敵3人程がやってくる。
    「会所にきないからどうしたんだんべえ」「とにかく碁をうつべえ」と上州弁丸出し。
    急きょ”天然舞茸争奪碁会”で終日盛り上がる。
    4日目、朝から渓流釣り。ガキの頃は連日釣り。アタリに合わせる要領は体が覚えている。
    持ち帰った釣果を、板長が塩焼きとお造りにしてくれた。
    お客さんがいないからって、女将の酌で昼間から地酒を、冷やで1合ぬる燗で1合。
    5日目、午前中は同様に散策と読書で過ごす。
    中食後茶をすすっていると、「こんちわ」と石田芳夫24世本因坊到着。
    置石4子で対局、惨敗。さすが下手殺し容赦なし。講評はいつも理路整然変化図多数。
    6日目、午前中は同様に散策と読書で過ごす。
    中食後茶をすすっていると万波奈穂三段到着。「大盤解説の時のアンパン思い出すわ」。
    いつも、笑顔もファッションもサービス満点だ。
    置石3子で対局、1目勝ち。いろいろ配慮してくれる。
    7日目、午前中は最後の散策と読書で過ごす。
    弁当と読み終えた10冊を鞄に、良き思いを胸に、今度来るのはいつかな…。
    読書三昧と囲碁三昧の一週間だった。
           
宿 okami 女将
白日夢
 15/08/25     びりっけつ
    ここは回転寿司や、まずはまぐろ。まぐろは赤身が好きだ。
    大トロ中トロより赤身が好きだ。でも赤身は、まぐろの中のびりっけつだ。
    で、びりっけつ(びり、どんけつ)を思い、勝手にランキングする。
    ・クルマなら軽、     ・店舗なら露店、
    ・コーヒーならアメリカン、     ・お茶なら番茶、
    ・サラリーマンなら新入社員、     ・野菜ならモヤシ、
    ・川魚ならメダカ、     ・海魚ならイワシ、
    ・甲殻類ならミジンコ、     ・塩辛ならオキアミ、
    ・楽器ならカスタネット、     ・自転車ならママチャリ、
    ・家電なら電球、     ・道路ならけものみち、
    ・部屋なら納戸、      ・野球なら三角ベースボール、
    ・金魚なら子赤、     ・お足なら一円、     ・球技ならパチンコ、
    ・花火なら線香、     ・食事なら醤油かけご飯、… … んーん、酔がまわってって来た。
    ”びり”って良いんじゃないか、好ましいんじゃないか。
    主張あり、個性あり、安価。可能性も、矜持も持っていそう。
    隣に座らせて話をさせれば、一家言ありそうな連中ばかりだ。
    なんか元気が湧いて、13皿はいけそうだ。
まぐろ
                         回転寿司
 15/08/15     (夏季研究レポート)グルメ水戸光圀
    昨夏は徳川家康について学んだ。今夏は水戸光圀について考察した。
    水戸光圀公(1628〜1700年)はご存知黄門さま。
    グルメな光圀公は、”日本で最初にこれを食べたのは光圀公”と言われるのが多いそうだ。
           ☆
    光圀公が食したとされるものは、
    ・ラーメン(後楽うどん)…中華めん、豚肉からとった出汁、薬味はニラ・ラッキョウ・ネギ
               ・ニンニク・ハジカミの五辛で、光圀公自ら調理したそうだ。
    ・餃子…一般的日本人はつい最近の戦後から。
    ・羊肉…羊の飼育が普及したのは明治時代。
    ・チーズ…昔から蘇(そ)や乾酪(かんらく)と呼ばれるものがあった。時代小説にも登場する。
    ・黒豆納豆…納豆は、平安時代には食べられてる。
    ・牛肉・豚肉…古代から食べられてる。
    ・ニンニク…平安時代から栽培されてる。
    ・ラッキョウ…平安時代から栽培されてる。
    ・ウリ…縄文時代から食べられてる。
    ・もも…縄文時代から食べられてる。
    ・リンゴ…平安時代から栽培されてる。
    ・すもも…平安時代から栽培されてる。
    ・ツル…江戸時代の高級食材で、三鳥二魚と呼ばれる五大珍味のひとつ。
    ちなみに、五大珍味とは、ツル、ヒバリ、バン、タイ、アンコウだそうだ。
    ・カモ…平安時代から食べられてる。
    ・鮒…古代から食べられてる。
    ・鮭…古代から食べられてる。
            ☆
    光圀公の生涯は、開府25年から元禄時代まで。
    江戸時代は、「人は陸、物は水」のコンセプトで、物流はさらに大きく発達した。
    陸奥方面〜大平洋〜江戸湾の東廻り、日本海〜下関〜瀬戸内海〜大平洋〜江戸湾の西廻りの
    海上輸送路も開拓された。
    東南アジア諸国との朱印船貿易も発展した。
    早鮨(はやずし)…押し鮨や、江戸前の握り寿司も登場している。
    寛政の改革などで倹約と禁欲政策はあったものの、種々の食べ物があったろう。
    武士も農民も職人も商人も、いろいろなものを食してたのではないだろか。
    ラーメン・餃子・羊肉は、日本で最初に食べたのは光圀公と言われれば納得。
    それ以外は、光圀公は様々なものを食していたよと言うことか。
                        
水戸光圀
水戸光圀ラーメン
 15/07/05     牛もも肉のみそ漬け
    ニンニク味噌床に初漬け。
    レシピには牛もも肉(たたき用)とあったけど、焼肉用を用意。
    いずれにせよ、わが家の食卓には滅多に載ることのない食材だ。
    @沸騰した湯に酒を加え、牛肉を茹でる。
    A粗熱を飛ばし、水気を押える。
    Bニンニク味噌床に漬け、冷蔵庫で5時間おく。
    あとは食べるだけ。美味。
    昔3年半過ごした兵庫県から盆暮れ帰郷の折、何度か買った「神戸牛の味噌漬」を思い出した。
    次はわが家らしく安価な食材、ゴボウ・ニンジン・ゆで卵・鱈などを試す。
            
牛もも肉
 15/06/25     ニンニク味噌床
    「ニンニク味噌床」を仕込んでみた。
    一度作れば一生ものだという。
    糠床みたいに掻き回さなくってよし、腐らない。
    まさにずぼらな人向きだ。
    料理研究家の松田美智子さんのご指示通りにした。
    2種類の味噌・酒・ニンニクを混ぜる。
    それを冷蔵庫で2週間ほど休ませれば「ニンニク味噌床」の完成だ。
    超チョーカンタン。
    2週間後の漬け込み(最初は牛肉予定)を思うだけで、もうヨダレが。
ニンニク味噌床
 15/06/15     復調
    10日間自宅で静かに過ごす。
    11日目、6時から庭木の剪定再開。9時30分で午前の部終了。
    この日も日中は30°を超えた。
    午後は4時から始め6時30分まで。
    緩い作業で体の回復状況を確かめる。どうやら大丈夫。
    久々の汗で、晩酌(本日は偽ビール⇒焼酎)も美味い。
 15/06/05     初体験
    6月1日(月)赤口、最高気温31.1°湿度27% 晴。
    4時、 起床、新聞読む。取溜め録画見る。
    7時、 軽トラ荷台のタンクに350リットル程を積み、圃場2ヶ所に農薬散布。
    9時、 庭木の剪定開始。伽羅木、ヒバ等やっつける。
    12時、 昼食と休憩。
    14時、 再び庭木の剪定。椿、寒椿に取り掛かる。
         何かおかしいぞ。体のバランスが取れない。コケる。
    14時30分、 作業中止。横になる。
    15時、 目が回る。両手両足は動く。脳卒中ではなさそうと自己診断。
        氷枕で安静。水分補給も。
    17時頃、 更に目が回ってきた。天井がグルグル、泥酔した時と同じだ。嘔吐。
    奥に、「救急車を呼んでくれ」と静かに頼んだ。
    待つ間、両手両足の確認。血管は切れてないと自分に言い聞かせる。
    サイレンの音が近づいて来る。頼もしく聞こえる。
            ☆
    脳のCT撮影は異常なし、点滴1時間程。病名言われないが、日射病か。
    22時頃、 帰ってよいと言われる。
         まだフラフラするし、気分悪いし、一晩置いて欲しい。
    病院のスリッパで、タクシーで、フラフラと家にたどり着いた。
    「救急車」と「日射病」の初体験であった。
                                                                                     
 15/05/25     街の風景
    江戸の町に多かったものは、『火事 喧嘩、伊勢屋 稲荷に犬の糞』だったそうな。
    伊勢屋は屋号、稲荷は稲荷神社、祠だ。
    現代の街はなんだろ。
    青春時代は、『喫茶 パチンコ ボーリング、マンガ ジーンズにミニスカート』てな記憶。
    街はどんどん変わっていく。
    現在は、『スマホ コンビニ 太陽光、 カラス ジョギング 高齢者』てなところか。
             ☆
    俺もいずれは高齢者として、街の風景に溶け込んでいくんだろうか。
    嫌だ。「糞ジジイ」「枯れない奴だ」と言われようが。
    夢はいつか。って酔っぱらってなに言ってんるんだろ。                                                                 
 15/03/25    園のまり & 白木みのるる
    読書してたらBS番組から、♪いーまはなにーもいーわないでぇ♪…って
    聞こえてきた。ああ、園まりの曲だな。
    そういえば”園のまり”ってのがあったなあ。
    NHKのドラマ「若い季節」。
    プランタン化粧品のチャームガール三人娘のひとり、
    園まりの役名が”園のまり”。
    わたなべプロダクションのタレント総出演で、
    今では考えられない位大勢のスターが出演してた。
    皆芸名のままか、芸名をもじった役名が多かった。
    50年も前のドラマなのに、まだ頭の中に残ってるんだ。
            ☆
    そういえば、白木みのる⇒”白木みのるる”
    中田ダイマル⇒”中田タイマル”
    中田ラケット⇒”中田トッケラ”ってのも思い出した。
    やはり50年程まえのドラマ「スチャラカ社員」だ。
    芸名がそのまま役名だったと思う。
    ある回の話。
    ミヤコ蝶々扮する社長が占ってもらうと、社員の名前を変えたほうが
    良いと言われた。
    それで上記の様に変える。
    脳ミソのシワに、こんなのも残ってるんだ。
    でも、川上のぼる、藤田まこと、長谷百合らの変名は思い出せない。
                                                                                                
 15/03/15    漫画
    対局中、「こいつは面倒だなぁ、そういえばホセメンドーサ(面倒サ)ってのがいたなぁ」
    などと呟いたら、反応したのはとなりのS野七段。
    「ジョーの髪が真っ白になっちゃうんだよなー」
    芋太郎もよく覚えている。
    世界タイトル戦。一回毎の詳細な描写。
    激しい打ち合い。コークスクリューパンチ。止めなきゃ2人とも廃人になっちゃうよ。
    試合終了ゴング。ジョーの髪の毛は真っ白。椅子から立上がることはなかった。
    翌週は、何かのはずみで、”のらくろ”が出てきた。
    S藤六段は詳しい。二等兵から上等兵、軍曹、少尉……って昇格してったって。
    ××ってギャグ(今、酔っ払って思い出せず)もあった様だ。
    「少年倶楽部」の連載だったようだ。
    芋太郎の小学生時代の愛読書は「少年」。
    人気連載まんがは、「鉄腕アトム」や「鉄人28号」だった。
                                                                                         
 15/01/05   年末年始
    30日は恒例の那珂湊魚市場へ。
    道中は濃いキリ。遠視気味の視力とフォグランプを頼りに120q走行。
    いつもの回転すし店で、いつもの混雑で40分待ちで、10皿程食す。
    市場は昨年より2〜3割高額だろか。
           ☆
    31日、10年か20年ぶりか紅白歌合戦を見る。途中まで。
    「盛上っていきましょう」って何度も何度も。
    バラエティー化し過ぎ。
    リハーサルし過ぎ。
    あれもこれもやろうとし過ぎ。
    ちっとも面白くない。
    視聴者がこんなのを望んでいると考えてるのだろか。
    改善提案
    お笑いタレントは要らない。
    司会はプロ。歌紹介のプロを揃える。
    歌手は、話題性・cd売上げ・有線リクエストで30%程。
    投票で、結果オープンで、70%程選ぶ。
    セットは、1曲毎金も手間もかけ、徹底的に凝る。
    採点は不要。するなら歌唱力・曲・詩・受けを。
    2時間程で終える。
    『さすがNHK、来年も観たい』って絶賛だ。
           ☆
    1日、穏やかに新年の始まり。
                                                                                         
焼サーモン
                         
Copyright © 2008 新米農家の大和芋栽培日記 All rights reserved.
by 新米農家の大和芋栽培日記