四方山話(2012年前期) |
12/06/25 二股考 「二股」について、ごく軽ーく考えてみた。 三省堂 新明解国語辞典 二股 @先が二つに分かれている・こと(もの)。 A一方に決めずに、両方の用意をすること。 旺文社 古語辞典 二股 @もとが一つで、末が二つに分かれたもの。 A態度が一方に定まらないこと。また、その人。 ☆ 二またソケット 二股と言えば、「二またソケット」。 松下幸之助が考案し、大ヒット。 今のパナソニックがあるのも、これのおかげだろう。 昭和40年代、我家でも大小の電球を付けたり、コンセント を付けたりして使っていた。 ☆ 水道の蛇口。 「二股蛇口」と呼ぶのかどうか知る所ではない。 水とお湯が出るのは便利だ。 こういう便利さが、モノグサな人間を増やしてないか。 ☆ 二股の根菜類 家庭菜園ではお馴染みの姿。 大根や人参が、成長時石に突き当たると分かれる様だ。 時々こちらが赤面する様な姿を現し、楽しませてくれる。 ☆ 進学試験・就職試験 二股三股は当たり前。後ろ指差される事ではない。 滑り止めがあれば安心だし。 複数の合格から選べるのは楽しいだろう。 ☆ 政治屋 無所属になって立候補、所属政党を隠す。 政党支持者と無党派層の二股をかけてるだろう。 叉、ある輩は複数の派閥に顔を出す。 選挙のためには何でもありさ。 ☆ 俳優 二人にプロポーズしたって。まあ気持ちは解るけど。 30才にもなってでは、ちと軽いんじゃないの。 第一、なにもカメラの前で泣くことはないだろう。 「好きなものは好きだ」って開き直って欲しかったね。 |
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12/06/15 果実2題 今年は春先から再三の大風で、結実し始めの果実類は バタバタ落ちた。 特に梅の実は、ひどかった。 多分梅酒も梅干もダメかなと思ってた。 でも、実が大きくなってきたら、葉の間に幾つか見え隠れ するではないか。 脚立で届くやつだけ摘んでみた。3s程ありそうだ。 で、梅酒の漬け込み。1升×2本仕込んだ。 半年先を楽しみにしよう。 ☆ パッションフルーツが枯れた。 春先、もう大丈夫という時期に屋外に出した。 霜が降りた様子はないのに、気温が低かったのか。 3年経ち、幹も太くなってきたのに、3本全部枯れた。 合掌 今年はグリーンカーテン無しだ。 |
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12/05/15 元気の源 ヤル気が無い、何もかも面倒、トラブル続き、四面楚歌。 そんな時、カラ元気を出すのに、読んだり見たりする物。 「夏子の酒」 昔、全14巻を大人買いしたマンガ本だ。 新潟の佐伯酒造の娘夏子が、まぼろしの酒米 『龍錦(たつにしき)』で吟醸『康龍』を造る物語。 3回読んだ。夏子の苦労に比べれば、何でもないさ。 「日本の樹木」 持ってる中で一番高価な本、って大したことないが。 日本の自生940種を含む1,500種類の樹木の図鑑。 次から次に樹木の写真を見ていく。 飽きることがない。 「サウンド・オブ・ミュージック」 昔録画かダビングをしたビデオ。 ジュリー・アンドリュースの歌。いつも失神しそうだ。 「マイ・フェア・レディ」「メリー・ポピンズ」「スター」 もジュリー・アンドリュースの歌っている映画だけど、 これが一番。 「ショムニ」 20年以上前のテレビドラマ。 以前書いたけど、第1話から全部録画してある。 漫画のドラマ化だから、クダラナイと言われるかも しれないが。 坪井千夏(江角マキコ)が脚立を肩に廊下を闊歩。 男だろうが上司だろうが構わず正論を貫き通す 行動はかっこ良い。 ウオーキング やっぱり体を動かすのは一番効果的だ。 |
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12/05/05 一万アクセス 4月30日、このHPのアクセス数が10,000件になった。 2年11ヶ月14日で達成だ。 農作業の話だ。地味な話だ。目立たない。 一発屋より継続だ。 引き続きしこしこやっていこう。 ☆ と言う訳で静かに乾杯。 まあ、いつもの晩酌だけど。 |
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12/4/25 春2 我家の一年の花は、蝋梅(ロウバイ)から始まる。 続いて”サンシュユ”紅梅”白梅”杏”辛夷(こぶし)”猫柳” ”木蓮”椿”等々が続く。 そして一斉に新緑が芽吹き始める。 ☆ 新米の”花いかだ”君、花を咲かせ、別名”嫁の涙”と言われる 姿を早く見せてくれ。 ”鎌柄(かまつか)”君、八ヶ岳の柳生家から来て以来、ずーっと 元気が無いね。環境が合わないか。 ”獅子柚子”君、今年は実の数が二ケタだと嬉しいんだけど。 ”ロウヤ柿”君、樹勢よし、実はたわわ、君は期待以上だね。 ”金明孟宗竹”君、君にはお金が掛かってるんだ。頑張れ。 などと、新人樹木には優しい。 ☆ ”蜜柑”君、樹形が崩れてる。最近生活が乱れてるんじゃないの。 厳しく正していくから覚悟しなさい。 ”柚子”君、図体大きくなり過ぎだ。ウドじゃあるまいし。 身長30%カットだ。 ”栃”君、奥入瀬から来てもう21年なのに未だその程度なの。 のんびり、おっとりの性格、何とかならんのか。 ”柿の3本組”達、隔年毎が生り年だって。怠け者め。 毎年生り年にせんか。せめて1本だけでも。 ”夏柑”君、実を付けると大袈裟に垂れ下がる。 俺大変なんだってな態度。みっともないよ。バッサリだ。 などと、中堅ベテラン樹木には苦言を呈す。 ☆ 時間が出来たので久々にウオーキング。 堤防は菜の花がびっしり。 見渡す限りの真っ黄色。むせる位の香り。 最高に贅沢な歩みで二万五千歩。 |
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12/4/15 ことば 武士の言葉 「それがしは、かように存ずる。今の世の武士には二通りの かたちがござる。それは、武道に秀でたるものと、経理や学問 の道に達したるものと、この二つにて、双方とも、武士の必得 として無くてはならぬものーなれども人は…… 」 花魁の言葉 「そろそろ起きなんし」 「大事な話とは何でありんす」 「忘れちゃあありんせんが、むかしはむかし、いまはいま。 天秤にかければ、わちきにとってはいまが大事でありんす」 深川芸者の言葉 「わっちはこれからお座敷に出かけなけりゃならない。 忙しいんだよ」 「お前ェは誰だえ、わっちはお前ェなんざあ知らないね。 さっさと帰っとくれ」 町人の言葉 「あれ、すみません、おとっつあん」 「ところで丈吉、私の頼んだ事を調べておくれかい」 ☆ 時代文庫小説から抜き出した言葉だ。 その他、渡世人・農民・岡っ引き・博徒・幇間などの言葉。 地方には訛りもあるだろが、江戸近郊ではこんなんだったのか。 録音したものは無いからなあ。 でも、職業により言葉つかいが変わるって、面白い。 世襲制が多かったから、職業毎のことばが定着したのだろうか。 平和の世が250年も続いたから出来た、これも文化だね。 |
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12/4/5 ボケ? 昔から人の顔と名前が覚えられない。 原因は、多分他人に興味が無かったからではないか。 自分の事はあれこれ取越し苦労するが、他人の思考や 行動は興味が薄かった。 だから、これはボケではない。うーん、ちょっとはあるかな。 ☆ 本を重複して買ってしまう。 「面白南極料理人」を買い、袋も開かないまま放り投げておく。 数日後本屋へ行き、これ面白そうだと「面白南極料理人」を買う。 叉袋も開かないまま放り投げておく。 しばらく後で気付く。もう返却も出来ない。 「阿川佐和子」「東海林さだお」と同じ過ちを繰り返す。 今年、「和田はつ子」と「高田郁」の本でまたも。 これは直に気付いて本屋さんに返却させて頂いた。 そんな時は大体心配事を抱え、心ここにあらずの時だ。 って言い分(言い訳)はある。 だからこれはボケではない。うーん、ちょっとはあるかな。 ☆ 何を取りに立上がったか、一瞬忘れる。 忘れない様にメモをしたことを忘れる。 うーん、これは相当危ない。 |
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12/3/15 江戸時代 相変わらず読書は時代小説だ。 時代小説の初期は「池波正太郎」だった。 その後現在までに、 「藤沢周平」の文庫本50冊超を手始めに、 「今井絵美子」の「立場茶屋おりき」シリーズ。 「和田はつ子」の「料理人季蔵捕物控」シリーズ。 「高田郁」の「みおつくし料理帖」シリーズ。 「宇江佐真理」の「髪結い伊三次捕物余話」シリーズ」。 「風間真知雄」の「妻はくノ一」シリーズ。 「小早川涼」の「包丁人侍」シリーズ。 「澤田ふじ子」の「足引き寺閻魔帳」シリーズ。 「池端洋介」「千野隆司」……その他沢山。 文庫本で溢れてる。 ☆ で、路線変更だ。買わない。図書館で借りよう。 太田市の図書館と熊谷市の図書館の会員になっている。 目下「山本一力」と「諸田玲子」を読み漁っている。 幸い、熊谷図書館(妻沼分館)の本は比較的汚れが少ない。 ☆ 札差・銭売り・駕籠かき・水売り・海とんぼ(漁師)・飾職人・ 一膳飯屋・芸者・下っ引き・油問屋・渡世人・損料(貸し)屋・ 臥煙(火消し)・大工・太物屋・青物屋・同心・医者…等々。 様々な仕事の様子は、興味深い。 跡継ぎ・養子縁組・長屋・義理・火事・博打…等々。 犯罪、特に死罪は凄い。 十両以上の盗みは死罪。 切腹は名誉ある死罪。打ち首はまだ良い方。 磔(はりつけ)、獄門(さらし首)、火あぶり、生き埋め、釜茹で 等々あったそうな。 「生吊胴」は、縄で体を吊り上げ、胴体を真っ二つに斬る。 重い頭が下がって反転したところで首を斬るという極刑だそうな。 恐ろしい。 |
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12/3/5 おくやみ欄 葬式の参列が年々増えている。 友人の数はそこそこなのに。 両親の兄弟が、合せて20人。凄い。 だから、いとこは数知れず。一因か。 趣味は45年超。付合いの広がりはまあまあ。 サラリーマンは、出向や再就職をあわせて4社。 これは年毎に、縁は薄くなっていく。 まあ、適齢期の方が多いということか。 ☆ 新聞の「おくやみ」欄、毎日見る。 義理を欠かない為。 100才か。大往生だな。 3才か。どんな理由があったんだろう。 21才か。交通事故の記事の人だな。 同年代だな。 見て思うことは、他愛ないこと。 今日は縁者無し。やれやれ。 ☆ この業界、バブルじゃないの。 俺達団塊世代が片付くまでは。 でも、しぶといぞ。皆健康気をつけてるし。 競争も激しそうだな。JAもイオンもやってるし。 生花の消費多いな。大和芋じゃなく、菊にすればよかったかな。 日本中墓地になっちゃうかな。 散骨が流行ってるようだね。 ☆ ”人生七掛け”だ、アンチエイジングだって言ってるが、 、自分がヒロインになる日も確実に来る。 それは最初で最後の経験だな。 |
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12/2/25 春 春だ。 フキノトウを見つけた。 奥に報告すると、さっそく摘みにいく。 夕食時、ほーら天麩羅になって出てきた。 我家の蕗は、無事に開花することはない。 ☆ 春だ。 福寿草がやっと出てきた。 金明孟宗竹の根元が定位置だ。 鉢植えの売価は、一芽300円位だろう。 じゃあ二十芽はあるから、大した値打ちだ。 どうしても下衆な思案をしてしまう。 |
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12/2/15 青色申告 また確定申告の時期が来た。 でも小生、青色申告も3年目だから慣れた。 ☆ まず、領収書を基に入力していく。 「支出」は、ガソリン・軽油・軍手・農薬・肥料・電気・修理・麦わら帽子等々。 “もっと減らさなくっちゃ” 「収入」は、道の駅・市場・小売。 “もっと増やさなくっちゃ” 支出と収入を合せれば、「現金出納帳」が完了だ。 云うまでも無く赤字だけど。 「医療費明細書」の作成。 年収少ないと、医療費10万円以下でも控除対象だ。 以上の入力作業は日頃からやっておくべし、と思う。 ☆ 次に税務署のホームページを開く。 確定申告書作成ページの手順に従い入力。 ・「決算書」を作成。 ・「固定資産の原価償却費」の計算。 ・「確定申告書B(第1表、第2表、第4表)」を作成。 あれ、もう出来ちゃったじゃん。 小規模農家だから簡単、かんたん。 税務署のホームページを開いてから、2時間程の作業だ。 ☆ 郵送でも受付とある。 過去2年は税務署に足を運んだ。 記入の不備の指摘は無かった。もう大丈夫。 で、今年からは郵送することにした。 なにせ税務署は混む。2月15日以前でも混む。駐車場も極狭い。 郵送して完了。今年も納税義務は果したよ。 |
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12/2/5 独り言 芋掘りをしてた。 そしたら近くで工事してる人が来た。 芋の注文をしたいって。 「化粧箱で、4sで」って。 畑で受注、初めての出来事だ。 ☆ 新聞の川柳欄に投稿初めて1年、 今日のハガキで13回目(40句目)の投句だ。 毎月1万通以上のハガキが来るってんじゃあ。 入選は何時のことやら。 『ちょっとぉ、常連ばっかし載せすぎじゃないの』 『ちょっとぉ、それ、俺の句と同じじゃないの』 『ちょっとぉ、それ入選って、駄作じゃん』 余った年賀状で出したりするから、印象悪いんだろうか。 一番の理由は、多分、推敲が足りないんだ。 ☆ 寒っ。 可哀そうに。我家のロウバイは北風がまともに当たるぜ。 だから咲くのが遅っせえ。 今年はこの寒さだ、無理すんな。 気長に待ってるからよ。 ☆ アクセス数が8,600か。 地味なホームページだから、しこしこやってる。 俺の引出は幾つ位だろ。 |
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12/1/25 初詣 いつもの年より遅くなったが、初詣に出かけた。 今年はだるまで有名な、高崎市の少林寺。 車で約50q、2時間弱。 人出は少ない。 持参した古いだるまを本堂に納める。 沢山の古いだるまが、お炊き上げを待っている。 同じサイズ(38cm)のを買い求めた。 本堂の横に、いろいろなだるまが展示されてる。 日本全国の変りだるま、福田・小渕・中曽根の 3元首相のだるま、etc。 ☆ 折角近くまで来たのだから、富岡製糸場へ。 世界遺産を目指すったって、どれ程のものなんだい。 一遍見ておこう。 明治初期のものにしては大したもんだけど、世界遺産 としてはどうなんだろ。 ☆ 続いて、30年振りの高崎観音へ。 土産物屋に、さっき買ったのと同じだるまが並んでる。 こっちの方が大分安い。 こういうのは、よく経験する事だ。 まあそれより、願い事が成就して、だるまに両目を 入れる方が大事だ。 |
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12/1/15 中島知久平邸 住所は熊谷市だけど、1,000m行くと群馬県に入る。 さらに300m行くと”中島知久平邸”がある。 有名な中島飛行機の創始者、中島知久平氏の邸宅。 塀に沿って椎の木が植わっている。 子供の頃、椎の実を採りに屋敷の中に入った。 食べたって不味い物だったけど、口にしたことはあった。 その”中島知久平邸”の改修が行われているようだ。 ☆ 子の中島源太郎氏 文部大臣を勤めた。 選挙の時は、芋太郎の地区は選挙区外(県外)なのに、 『○○の皆さん、行って参ります』と言ってひと回りして から遊説に出かける。 夕方、『中島源太郎、ただいま帰りました』と言って この地区をひと回りしてから選挙事務所に帰る。 だから隣の選挙区だけど、ここでも人望があった。 中島源太郎氏の公約は、「群馬に海を」だった。 「群馬に海を」は北関東自動車道の開通だった。 昨年3月、北関東自動車道は完成した。 ☆ 孫の中島洋二郎氏。 中島源太郎氏の次男で、元衆議院議員。 勤務先の関係で、選挙には良く駆り出された。 後援会の会員集め。 ローラー作戦(ビラ配布)。 決起集会への参加。 選挙事務所への訪問激励、等々。 ☆ 中島知久平邸、つわものどもの夢のあとか。 |
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12/1/5 年末・年始 魚市場 年末の魚の買出しは、以前は新潟だった。 5〜6年前からの愛車は スタッドレスタイヤ無しだ。 だから行き先は茨城の那珂湊魚市場だ。 北関東道で2時間ほど。 人出は多い。震災の影響を感じないほどだ。 まずは回転寿司へ。いつもと違う店へ。 ネタ大きい、しゃり小さい。 二人で8,000円だ。普段粗食だからって、食い過ぎだよ。 市場の鮭さばいてるおじさんの話でも、3.11はここも ひどかったようだ。 売上伸びないと、潰れてしまうって。 財布の許す範囲で、売上に協力。 ☆ 駅伝 東日本実業団駅伝。 現在のコースになってから、家から2〜3kmの所を通る。 最初の頃2〜3回見に行った。 その後は面倒になって、コタツでテレビだ。 今年は、強風でなければ見に行こうかと思案していた。 元日、ほとんど無風。じゃあ行こう。 いかん、お神酒を3本も飲んでいた。 そうだ、自転車だ。 出向迄含むと4社に勤務、3社目で勤続5年の褒美に 頂いた自転車だ。 無風でも風を切ると冷たい。 でも、ほろ酔いには気持ち良い。 時間を計り損ね30分早かった。 向正面の、トラック荷台上の八木節を楽しみながら待った。 「先行指導」の車通過。毎日新聞「広報車」のバス通過。 ヘリコプターが上空を舞う。 やっと来た。「ガンバレ・ガンバレ」 |
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